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ラテン語格言
Nihil agendo homines male agere discunt.
語彙と文法 「ニヒル・アゲンドー・ホミネース・マレ・アゲレ・ディスクント」と読みます。nihil は代名詞的形容詞・中性・単数・対格です。英語の nothing に対応する言葉で agendō の目的語になっています。agendō は「行う」を意味する第3変化動詞 agō,... -
ラテン語格言
Nemo patriam quia magna est amat, sed quia sua.
「ネーモー・パトリアム・クィア・マグナ・エスト・アマト・セド・クィア・スア」と読みます。 nēmō は英語の nobody に対応します。変化は次の通りです。 主nēmō 属 nullīus 与 nēminī 対 nēminem 奪 nullō 属格と奪格はnullusから補っています。 patr... -
ラテン語格言
Nemo in amore videt.
「ネーモー・イン・アモーレ・ウィデト」と読みます。 nemo は英語の nobody と同じく「誰も~ない」という意味を持ちます。 amore は「愛、恋」を意味する第三変化名詞 amor の単数奪格です。前置詞 in が奪格形を要求しています。in amore で「恋におい... -
ラテン語格言
Nemo enim potest omnia scire.
「ネーモー・エニム・ポテスト・オムニア・スキーレ」と読みます。nēmō は「誰も~ない」(英語の Nobody)という意味を持ちます(単数・男性・主格)。enim は「なぜなら、じつに、まことに」を意味します。potest は「<不定法>ができる」を意味する不... -
ラテン語格言
Nemo deo pauper est.
「ネーモー・デオー・パウペル・エスト」と発音します。Nēmō は、「誰も~しない」を意味し、英語ですとno oneにあたります。中性・主格には、nihil(ニヒル)という形があります。deō は「神」を意味する第2変化名詞deus,-ī m. の単数・与格で、「神にと... -
ラテン語格言
Nec vitia nostra nec remedia tolerare possumus.
「ネク・ウィティア・ノストラ・ネク・レメディア・トレラーレ・ポッスムス」と読みます。 nec A nec B で、「A も B も・・・ない。」となります。英語の Neither A nor B と同じです。 vitia は「欠点」を意味する第二変化中性名詞 vitium の複数・対格... -
ラテン語格言
Nec mortem effugere quisquam nec amorem potest.
「ネク・モルテム・エッフゲレ・クゥィスクゥァム・ネク・アモーレム・ポテスト」と読みます。 nec...nec... で否定を反復します。 mortem は「死」を意味する第3変化名詞 mors,mortis f. の単数・対格です。 effugere は「避ける」を意味する第3変化動詞 ... -
ラテン語格言
Natura duce numquam aberrabimus.
「ナートゥーラー・ドゥケ・ヌンクァム・アベッラービムス」と発音します。 最初のnaturaは「ナートゥーラー」と読みます(ナートゥーラでなく語尾は長い)。第1変化名詞 natura,-ae f.の単数・奪格です(主格ではないので、語末のaを伸ばします)。 duce ... -
ラテン語格言
Nam risu inepto res ineptior nulla est.
「ナム・リースー・イネプトー・レース・イネプティオル・ヌッラ・エスト」と読みます。 ラテン語の単語と対応させながら訳すと、「実際(nam)いかなるものも(res...nulla)場違いな(inepto)笑い以上に(risu)場違いなものは(ineptiror)何もない。...