ラテン語入門– category –
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ラテン語入門
比較
形容詞の比較級 「比較」とは文字通りAとBを比較する表現です。「AはBより長い」といいたい時、ラテン語では「長い」に当たる第1・第2変化形容詞longusを比較級longiorに直して用います。 Nīlus longior est quam Rhēnus. Nīlus longior est Rhēnō. Nīlus,... -
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ラテン語の疑問文
ラテン語の疑問文 ラテン語の疑問文について全般的なことをまとめておきましょう。英語の疑問文は、Yes, Noで答えられるもの(一般疑問文)と疑問詞を用いる疑問文に大別されます。この分類はラテン語も同じです。 『新ラテン文法』では前者を「特殊疑問文... -
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ラテン語の副詞
ラテン語の副詞 副詞は、形容詞を基にして作られる場合と、それ以外の方法で作られる場合に分けることができます。 ラテン語の副詞の分類 1 第1・第2変化形容詞から作られる副詞 (1) 男性・単数・属格の語尾 -īを -ēにかえる例: 形容詞副詞certus ... -
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直説法・受動態・現在 / 未完了過去 / 未来
直説法・受動態・現在 / 未完了過去 / 未来 現在、未完了過去、未来の受動態 ラテン語は動詞の語尾を変えることで受動態の文(いわゆる受け身の文)を作ります。現在、未完了過去、未来の受動態は、いずれも現在幹(不定法から-reを取った形)を元にして作... -
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ラテン語の命令法
命令法・能動態 ラテン語の命令法は格言の宝庫です。時制は現在と未来があります。「現在」はその命令が今すぐ実行されると期待される場合に用いられます(第1命令法とも呼ばれます)。「未来」は将来実行されると期待される場合に用いられ、主に法律や布... -
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ラテン語の語順について
ラテン語は語順が自由 「ラテン語は語順が自由」と言われます。具体例をみてみましょう。 「語順が自由」とは耳あたりがよい表現です。言い方を変えれば、「語順はいつもわたしたちの予想を裏切る」ということです。これを克服すべき課題ととらえるのも一... -
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ラテン語の動名詞
ラテン語の動名詞について ラテン語の動名詞は、現在分詞の語尾-nsを-ndumに変えて作ります(amō→amans→amandum)。英語と同じく「~すること」と訳せます。ただし、ラテン語の動名詞は文中での役割に応じて語尾の形を変えます。変化のスタイルは、第2変化... -
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ラテン語の接続法の用法と例文
ラテン語の接続法の用法と例文は以下のものがあります。 意思・命令・禁止・譲歩 意思 1人称単数と複数の意思を表します。 Expediam dictīs, et tē tua fāta docēbō.私は言葉で説明しよう。そしてあなたに、あなたの運命を教えよう。 Expediamは、expediō,... -
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Q. 形容詞の名詞的用法とは?
形容詞の名詞的用法 文字通り形容詞を名詞として扱う用法です。慣れないうちは面食らいますが、実際のラテン語を読むとあまりに頻出するので、そのうち疑問に思う気持ちがかげをひそめます。 例を挙げましょう。 Bonī amant bonum. 善人は善を愛す。 文頭...