ラテン語入門– category –
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ラテン語入門
ラテン語の辞書・教科書
(厳選)おすすめの辞書 羅和辞典(改訂版)水谷 智洋著、研究社(2009年)。見出し語は4万5千。新しい時代に相応しい新しい辞書として生まれ変わりました。 紙質も印字も現代的で申し分なく、たいへん引きやすい辞書です。デジタル版もあります。私はPC... -
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ラテン語の動詞(直説法・能動態・完了)
ラテン語の動詞(直説法・能動態・完了) ラテン語の「完了」は、英文法の「過去」と「現在完了」をカバーします。基本的に「~した」、「~してしまった」と訳すことができます。 直説法・能動態・完了の例文 Ipse dixit.. 彼自身が言った。 Ipse: 強意... -
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est でラテン語作文
est を使った作文をしましょう。A est. の場合「Aがある」となります。A est B の場合「AはBである」ですが、それはあとまわし。 A est. の例として、Rosa est. (薔薇がある=薔薇が一輪咲いている)。「ロサ・エスト」と発音します。 Rosa の代わりに辞... -
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ラテン語の第1変化名詞
第1変化名詞の学び方 rosaの変化:これだけを覚える ラテン語学習の一番大事な一歩は名詞の変化(曲用)(declinatio / declension)を暗記することです。コツは代表例を一つに絞ってそれを完璧に覚えることです。 rosa(バラ)を例にとって覚えるのがよい... -
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ラテン語の格変化
名詞の格変化の種類 主格、呼格以外を「斜格(oblique case)」と総称します。主な格の種類として、主格(しゅかく)、呼格(こかく)、属格(ぞっかく)、与格(よかく)、対格(たいかく)、奪格(だっかく)の6種類があります。特殊な格として地格(ち... -
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比較
形容詞の比較級 「比較」とは文字通りAとBを比較する表現です。「AはBより長い」といいたい時、ラテン語では「長い」に当たる第1・第2変化形容詞longusを比較級longiorに直して用います。 Nīlus longior est quam Rhēnus. Nīlus longior est Rhēnō. Nīlus,... -
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ラテン語の疑問文
ラテン語の疑問文 ラテン語の疑問文について全般的なことをまとめておきましょう。英語の疑問文は、Yes, Noで答えられるもの(一般疑問文)と疑問詞を用いる疑問文に大別されます。この分類はラテン語も同じです。 『新ラテン文法』では前者を「特殊疑問文... -
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ラテン語の副詞
ラテン語の副詞 副詞は、形容詞を基にして作られる場合と、それ以外の方法で作られる場合に分けることができます。 ラテン語の副詞の分類 1 第1・第2変化形容詞から作られる副詞 (1) 男性・単数・属格の語尾 -īを -ēにかえる例: 形容詞副詞certus ... -
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直説法・受動態・現在 / 未完了過去 / 未来
直説法・受動態・現在 / 未完了過去 / 未来 現在、未完了過去、未来の受動態 ラテン語は動詞の語尾を変えることで受動態の文(いわゆる受け身の文)を作ります。現在、未完了過去、未来の受動態は、いずれも現在幹(不定法から-reを取った形)を元にして作...