ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
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ラテン語格言50選
短く印象深いラテン語を50選びました。詳しい説明はリンク先で確認できます。 1 Abeunt studia in mōrēs. 熱意は習慣に変わる。 2 Age quod agis. 一意専心。 3 Ālea jacta est. 賽は投げられた。 4 Amīcitia sāl vītae. 友情は人生の塩。 5 Amor caecus. ... -
ラテン語格言50選(2)
詳しい説明はリンク先で確認できます。 1 Ad astra per aspera. 苦難を通じ栄光へ。 2 Aequat omnes cinis. 灰になれば人に違いなし。 3 Amor mūsicam docet. 愛は音楽を教える。 4 Animum rege. 心を抑えよ。 5 Audentēs Fortūna juvat. 運命の女神は勇気... -
Noli me tangere.
「ノーリー・メー・タンゲレ」と発音します。 nōlī は不定法を伴い、否定の命令文をつくります。 mē は1人称単数の人称代名詞 ego の単数・対格です。tangereの目的語です。 tangere は「ふれる」を意味する第3変化動詞 tangō,-ere の不定法・能動態・現在... -
Danda est animis remissio.
「ダンダ・エスト・アニミース・レミッシオー」と読みます。 Dandaは不規則動詞dō,dare(与える)の動形容詞、女性・単数・主格です。次のestとともに動形容詞の人称表現を作ります。 estは不規則動詞sum,esseの直説法・現在、3人称単数です。 animīsは第2... -
Memento mori. メメント・モリ
語彙と文法の説明 「メメントー・モリー」と発音します。 「メメントモリ」という言い方を見聞きするかもしれませんが、古典ラテン語の発音ではmementōは「メメントー」、morīは「モリー」と語尾を伸ばします。 「覚えている」を意味する動詞 meminī(メミ... -
Honos alit artes.
語彙と文法 「ホノース・アリト・アルテース」と読みます。 honōs は「名誉」を意味する第3変化名詞honōs,honōris m.の単数・主格です。文の主語です。 alit は「養う」を意味する第3変化動詞 alō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。 artēs は... -
Odi et amo. われ憎み、かつ愛す:カトゥルス
語彙と文法 「オーディー・エト・アモー」と読みます。続けると「オーデタモー」。 ōdīは「憎む」を意味する不完全動詞 ōdī,ōdisseの直説法・能動態・完了、1人称単数です。形は完了ですが、意味は現在として訳します。 amōは「愛す」を意味する第1変化動... -
Carpe diem. カルペディエム:ホラーティウス
文法解説 「カルペ・ディエム」と読みます。「一期一会」と訳されることもあるようですが、「カルペ・ディエム」の意味の本質は「死を忘れるな」ということです。直訳は、「一日を摘め」となりますが、『ギリシア・ローマ名言集』(柳沼重剛、岩波文庫)で... -
Q.E.D.
タイトルは Quod erat demonstrandum. の省略形です。 「クゥォド・エラト・デーモンストランドゥム」と読みます。 quod は関係代名詞 quī,quae,quod の中性・単数・主格です。この文では代名詞として使われています。「それは」と訳せます。 erat は不規...