pulchra mulier nūda erit quam purpurāta pulchrior.

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「プルクラ・ムリエル・ヌーダ・エリト・クゥァム・プルプラータ・プルクリオル」と読みます。
pulchraは第1・第2変化形容詞pulcher,-chra,-chrum(美しい)の女性・単数・主格。
mulierはmulier,-eris f.(女)の単数・主格。
nūdaは第1・第2変化形容詞nūdus,-a,-um(裸の)の女性・単数・主格。
eritは不規則動詞sum,esseの直説法・現在、3人称単数。
quamは「~よりも」。
purpurātaは第1・第2変化形容詞purpurātus,-a,-um(紫衣を着た)の女性・単数・主格。
pulchriorは第1・第2変化形容詞pulcher,-chra,-chrum(美しい)の比較級、女性・単数・主格。
「美しい女性は裸なら紫衣を着たときよりも美しくなるだろう」と訳せます。
ローマの喜劇作家プラウトゥス『幽霊屋敷』289に見られる言葉です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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