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ラテン語格言
Gloria in excelsis deo et in terra pax hominibus bonae voluntatis.
「グローリア・イン・エクスケルシース・デオー・エト・イン・テッラー・パークス・ホミニブス・ボナエ・ウォルンターティス」と読みます。 glōria は「栄光」を意味する第1変化名詞、単数主格です。 inは「<奪格>において」を意味する前置詞です。 exce... -
西洋古典
『農耕詩』のスプラギス(4.559-566)
ウェルギリウスの『農耕詩』は次の8行で締めくくられています。一般にスプラギス(印章、自分が作者だと知らせるサインのようなもの)と呼ばれる箇所です。 Haec super arvorum cultu pecorumque canebam et super arboribus, Caesar dum magnus ad altum ... -
訳と解説
妻との別れ:オウィディウスの『悲しみの歌』を読む
妻との別れ:オウィディウスの『悲しみの歌』を読むⅠ Cum subit illīus tristissima noctis imāgō,quae mihi suprēmum tempus in urbe fuit,cum repetō noctem, quā tot mihi cāra relīquī,lābitur ex oculīs nunc quoque gutta meīs. Tri.1.3.1-4 <逐語... -
ラテン語格言
Malum est in necessitate vivere, sed in necessitate vivere necessitas nulla est.
セネカ 語彙と文法 「マルム・エスト・イン・ネケッシターテ・ウィーウェレ・セド・イン・ネケッシターテ・ウィーウェレ・ネケッシタース・ヌッラ・エスト」と読みます。malumは第1・第2変化形容詞malus,-a,-um(悪い)の中性・単数・主格です。estは不規... -
ラテン語格言
Fata obstant.
語彙と文法 「ファータ・オプスタント」と読みます。fāta は「運命」を意味する第2変化名詞 fātum,-ī n. の複数・主格です。obstant は「反対する、邪魔する」を意味する第1変化動詞 obstō,-āre の直説法・能動態・現在、3人称複数です。「運命が邪魔をす... -
ラテン語格言
Fama nihil est celerius.
「ファーマー・ニヒル・エスト・ケレリウス」と読みます。 Fāmā は「噂」を意味する第1変化名詞fāma,-ae f.の単数・奪格です。比較の構文の中で「噂よりも」と訳せます(「比較の奪格」)。 nihil が主語です。英語の Nothing と同じ意味の不完全名詞nihil... -
ラテン語格言
Falsum committit qui verum tacet.
「ファルスム・コッミッティト・クゥィー・ウェールム・タケト」と読みます。 falsumは「過ち」を意味する第2変化名詞 falsum,-ī n.の単数・対格です。 committitは「(過ちを)犯す」を意味する第3変化動詞 committō,-ereの直説法・能動態・現在、3人称単... -
ラテン語格言
Falsus in uno, falsus in omnibus.
「ファルスス・イン・ウーノー・ファルスス・イン・オムニブス」と読みます。 falsusは「誤った」を意味する第1・第2変化形容詞 falsus,-a,-umの男性・単数・主格です。名詞的に用いられ、「過ちを犯す者」を意味します。 inは「<奪格>で」を意味する前... -
ラテン語格言
Fata viam invenient.
「ファータ・ウィアム・インウェニエント」と読みます。 fāta は「運命」を意味する第2変化名詞fātum,-ī n.の複数・主格です。 viam は「道」を意味する第1変化名詞 via,-ae f.の単数・対格です。 invenient は「見つける、発見する」を意味する第4変化動...