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ラテン語格言
Justitia saepe causa gloriae est.
「ユスティティア・サエペ・カウサ・グローリアエ・エスト」と読みます。 Justitia は「正義」を意味するjustitia,-ae f.の単数・主格です。この文の主語です。 saepe は「しばしば」という意味の副詞です。 causa は「原因」を意味するcausa,-ae f.の単数... -
ラテン語格言
Jucunda memoria est praeteritorum malorum.
「ユークンダ・メモリア・エスト・プラエテリトールム・マロールム」と読みます。jūcunda は「楽しい」を意味する第1・第2変化形容詞 jūcundus, -a, -um の女性・単数・主格です。memoria は「思い出」を意味する第1変化名詞memoria,-ae f.の単数・主格で... -
ラテン語格言
I, sequere Italiam ventis, pete regna per undas.
「イー・セクェレ・イータリアム・ウェンティース・ペテ・レグナ・ペル・ウンダース」と読みます。 i は「行く」を意味する eo の命令法・能動相・現在・2人称・単数です。「行け」と訳します。 sequere は「求める、追う」を意味する形式受動態動詞 sequo... -
ラテン語格言
Ira furor brevis est.
「イーラ・フロル・ブレウィス・エスト」と読みます。 īra は「怒り」を意味する第1変化名詞īra,-ae f.の単数・主格で、この文の主語です。 furor は「狂気」を意味する第3変化名詞furor,-ōris m.の単数・主格で、この文の補語です。 brevis は「短い」を... -
ラテン語格言
Injuriarum remedium est oblivio.
「インユーリアールム・レメディウム・エスト・オブリーウィオー」と読みます。 injūriārum は「不正、被害」を意味する第1変化名詞 injūria,-ae f. の複数・属格です。remediumにかかります。 この属格は「目的語的属格」と呼ばれます。 たとえば、amor d... -
ラテン語格言
Fortuna vitrea est; tum cum splendet frangitur.
語彙と文法 「フォルトゥーナ・ウィトレア・エスト・トゥム・クム・スプレンデと・フランギトゥル」と読みます。fortūna は「運命」を意味する第1変化名詞 fortūna,-ae f.の単数・主格です。vitrea は「ガラスの」を意味する第1・第2変化形容詞 vitreus,-a... -
ラテン語格言
Fides, ut anima, unde abiit, eo numquam redit.
「フィデース・ウト・アニマ・ウンデ・アビイット・エオー・ヌンクゥァム・レディイット」と発音します。 fidēs は「信頼」を意味する第5変化名詞 fidēs,-ēī f.の単数・主格で、この文の主語です。 ut は英語の as と同様「~のように」と訳します。 anima... -
訳と解説
「われ憎み、かつ愛す」:カトゥッルス
『ギリシア人・ローマ人のことば』(岩波ジュニア新書)の中に、カトゥッルスの残したことばとして、表題の「われ憎み、かつ愛す」(Odi et amo)が紹介されています。典拠となる85番の詩は、次の2行だけですが、簡潔な表現の中にも、深い恋愛心理の洞察... -
ラテン語格言
Elapsam semel occasionem non ipse potest Juppiter reprehendere.
語彙と文法 「エーラプサム・セメル・オッカーシオーネム・ノーン・イプセ・ポテスト・ユッピテル・レプレヘンデレ」と読みます。ēlapsam は「流れ去る」「失う」を意味する形式受動態動詞ēlabor,-bī の完了分詞、女性・単数・対格です。occāsiōnem にかか...