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英語とラテン語
友ともてなし
友ともてなし 友情に関する議論は古来絶えることを知らない 。キケローの『友情について』(De Amicitia)は、最古の友情論の一つであり、その中にいくつかの有名な言葉を見出すことができる 。すなわち、「真の友は第二の自己である」、「真の友はまれで... -
英語とラテン語
ニューヨークってどういう意味?
ニューヨークってどういう意味? 司馬遼太郎氏は、中学校時代、英語が嫌いであった。授業中に「ニューヨークとはどういう意味ですか?」と先生に質問したら、「地名に意味はあるもんか!」と叱られたからだとか。 司馬氏は、「New York =ニューヨーク」と... -
ラテン語格言
Nemo liber est qui corpori servit.
セネカ 語彙と文法 「ネーモー・リーベル・エスト・クゥィー・コルポリー・セルウィト」と読みます。Nēmō は英語の nobody, no one に相当し、「誰も~ない」を意味します。līber は「自由な」を意味する第1・第2変化形容詞līber,-bera,-berumの男性・単数... -
ラテン語格言
Nec spe nec metu.
語彙と文法 「ネク・スペー・ネク・メトゥー」と読みます。necは「~でない」を意味する副詞です。nec A nec Bは「AでもなくBでもない」という意味を表します。spēは「希望」を意味する第5変化名詞 spēs,-eī f.の単数・奪格です。metūは「恐怖」を意味する... -
ラテン語格言
Ut ameris, amabilis esto.
オウィディウス 語彙と文法 「ウト・アメーリス・アマービリス・エストー」と読みます。ut は目的を表す従属文(副詞節)を導きます。amēris は「愛する」を意味する第1変化動詞 amō,-āre の接続法・受動態・現在、2人称単数です。前半は、「あなたが愛さ... -
ラテン語格言
Usus magister est optimus.
「ウースス・マギステル・エスト・オプティムス」と発音します。usus は「経験」を意味する第4変化名詞 usus,-us m.の単数・主格です。magister は「先生」という意味の第2変化名詞 magister,-tri m.の単数・主格です。usus が主語で、magister が補語です... -
ラテン語格言
Imperare sibi maximum imperium est.
セネカ 「インペラーレ・シビ・マクシムム・インペリウム・エスト」と読みます。 imperāre は、「<与格>を支配する」を意味する第1変化動詞imperō,-āreの不定法・能動態・現在です。「命令することは」と文の主語になります。sibi は3人称の再帰代名詞 s... -
ラテン語格言
Res, non verba. 不言実行
語彙と文法 「レース・ノーン・ウェルバ」と読みます。res は「物、事、事実、出来事、結果」を意味する第5変化名詞 res,rei f.の単数(または複数)・主格です。verba は「言葉」を意味する第2変化名詞 verbum,-i n. の複数・主格です。A, non B で、「B... -
ラテン語格言
Homo homini lupus.
語彙と文法 「ホモー・ホミニー・ルプス」と読みます。 homōは「人間」を意味する第3変化名詞 homō,-minis c.の単数・主格。文の主語です。 hominī は、同じ名詞の単数・与格です。「人間にとって」。「判断者の与格」です。 lupusは「狼」を意味する第2変...