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ラテン語格言
Audentes Fortuna juvat.
「アウデンテース・フォルトゥーナ・ユウァト」と読みます。 Audentēsはaudeō,-ēre(あえて行う、果敢にふるまう)の現在分詞、男性・複数・対格で、juvatの目的語です。 Fortūna はFortūna,-ae f.(運命の女神)の単修・主格で、文の主語です。小文字で書... -
ラテン語入門のエッセイ
De nihilo nihil. 無から何も生まれない
De nihilo nihil. 無から何も生まれない ローマの詩人ルクレーティウスの言葉です。字句通り訳せば「無から無が」となり、「生じる」を意味する単語が省かれています。「無が生じる」とは「何も生じない」ということです。「火のない所に煙は立たない」と... -
訳と解説
ルクレーティウス第2巻冒頭四行解説
ルクレーティウス第2巻冒頭四行は有名です。 逐語訳と一字一句の解説を行います。 Suāve, marī magnō turbantibus aequora ventīs ē terrā magnum alterius spectāre labōrem; Suāve: 第3変化形容詞suāvis,-e(快い)の中性・単数・主格。文の補語。動詞e... -
ラテン語格言
Roma die uno non aedificata est.
語彙と文法 「ローマ・ディエー・ウーノー・ノーン・アエディフィカータ・エスト」と読みます。Rōma は古代ローマのことです。第1変化名詞 Rōma,-ae f.の単数・主格です。diē は「日」を意味する第5変化名詞 diēs,-ēī m.f. の単数・奪格です。この文では男... -
ラテン語格言
Amor omnibus idem.
語彙と文法 「アモル・オムニブス・イーデム」と発音します。amorは第3変化名詞amor,-ōris m.の単数・主格です。omnibus は「すべての」を意味する第3変化形容詞omnis,-e の中性・複数・与格です。この文の場合「すべての(生物)にとって」と解釈できます... -
ラテン語格言
Juvenile vitium est regere non posse impetus.
「ユウェニーレ・ウィティウム・エスト・レゲレ・ノーン・ポッセ・インペトゥース」と読みます。 juvenīleは「若い」を意味する第3変化形容詞 juvenīlis,-e の中性・単数・主格です。vitiumにかかります。 vitiumは「欠点、過ち」を意味する第2変化名詞 vi... -
ラテン語格言
Stabat mater dolorosa.
表題はカトリック教会の聖歌の歌詞の一部です。māterはイエスの母マリアを指します。 語彙と文法 「スターバト・マーテル・ドローローサ」と読みます。stābatは「立つ」を意味する第1変化動詞stō,-āre の直説法・能動態・未完了過去、3人称単数です。「立... -
ラテン語格言
Caelum non animum mutant qui trans mare currunt.
語句と文法 「カエルム・ノーン・アニムム・ムータント・クィー・トランス・マレ・クッルント」と読みます。 caelum は「天、空」を意味する第2変化名詞caelum,-ī n.の単数・対格です。 animum は「精神、心」を意味する第2変化名詞animus,-ī m. の単数・... -
ラテン語格言
Amicitia sal vitae.
「アミーキティア・サール・ウィータエ」と読みます。amīcitia は「友情」を意味する第1変化名詞amīcitia,-ae f.の単数・主格で、文の主語です。この単語のアクセントは-ci-にあります。sāl は「塩」を意味する第3変化名詞 sāl,sālis m.の単数・主格で、文...