語彙と文法
「マーテル・オムニウム・ボナールム・アルティウム・サピエンティア・エスト」と読みます。
māterは「母」を意味する第3変化名詞māter,mātis f.の単数・主格です。文の主語または補語です。
omniumは「すべての」を意味する第3変化形容詞omnis,-e の女性・複数・属格です。artiumにかかります。
bonārumは「よい、すぐれた」を意味する第1・第2変化形容詞bonus,-a,-umの女性・複数・属格です。artiumにかかります。
artiumは「芸術」を意味する第3変化名詞ars,artis f.の複数・属格です。Māterにかかります。
sapientiaは「知恵」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。文の主語または補語です。
estは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。
「知恵はすべての優れた芸術の母である」、または「すべての優れた芸術の母は知恵である」と訳せます。