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ラテン語入門
直説法・受動態・現在 / 未完了過去 / 未来
直説法・受動態・現在 / 未完了過去 / 未来 現在、未完了過去、未来の受動態 ラテン語は動詞の語尾を変えることで受動態の文(いわゆる受け身の文)を作ります。現在、未完了過去、未来の受動態は、いずれも現在幹(不定法から-reを取った形)を元にして作... -
ラテン語入門
ラテン語の命令法
命令法・能動態 ラテン語の命令法は格言の宝庫です。時制は現在と未来があります。「現在」はその命令が今すぐ実行されると期待される場合に用いられます(第1命令法とも呼ばれます)。「未来」は将来実行されると期待される場合に用いられ、主に法律や布... -
ラテン語格言
Quot homines, tot sententiae.
「クゥォト・ホミネース・トト・センテンティアエ」と読みます。quot A tot B で「A の数だけ多くの、それだけ多くのB」という意味になります。quotは不変化関係詞で「~だけ多くの」を意味します。totは不変化形容詞で「それだけ多くの」を意味します。qu... -
ラテン語格言
Quot capita, tot sensus.
語彙と文法 「クゥォト・カピタ・トト・センスース」と読みます。quot A tot B で「A の数だけ多くの、それだけ多くのB」という意味になります。Quotは不変化関係詞で「~だけ多くの」を意味します。capita は「頭」を意味する第3変化名詞 caput,-pitis n.... -
ラテン語格言
Mens aequa in arduis.
「メンス・アエクァ・イン・アルドゥイース」と読みます。mens は「心」を意味する第3変化名詞mens,mentis f.の単数・主格です。aequa は「平静な、冷静な」を意味する第1・第2変化形容詞aequus,-a,-umの女性・単数・主格です。mensと性・数・格が一致しま... -
ラテン語格言
In pueris elucet spes plurimorum.
「イン・プエリース・エールーケト・スペース・プルーリモールム」と読みます。inは「~の中に」を意味する奪格支配の前置詞です。perīsは「少年」を意味する第2変化名詞puer,-ī m.の複数・奪格です。ēlūcetは「輝く」を意味する第2変化動詞ēlūceō,-ēre の... -
ラテン語格言
Mater omnium bonarum artium sapientia est.
語彙と文法 「マーテル・オムニウム・ボナールム・アルティウム・サピエンティア・エスト」と読みます。māterは「母」を意味する第3変化名詞māter,mātis f.の単数・主格です。文の主語または補語です。omniumは「すべての」を意味する第3変化形容詞omnis,-... -
ラテン語格言
Vox populi vox dei. 天声人語
語彙と文法 「ウォクス・ポプリー・ウォクス・デイー」と読みます。voxは第3変化名詞 vox,vōcis f.(声)の単数・主格です。(研究社の羅和辞典の見出しは、vox,vōcis,f.となっていて単数・主格はvōxではありません)。populī は第2変化名詞 populus,-ī m.... -
ラテン語格言
Ex concordia felicitas.
語彙と文法 「エクス・コンコルディアー・フェーリーキタース」と読みます。exは奪格支配の前置詞で、「~から」と訳します。concordiā は「調和」を意味する第1変化名詞concordia,-ae f.の単数・奪格です。奪格になるのは前置詞exが奪格を要求するためで...