Vive memor mortis. 死を記憶して生きよ

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「ウィーウェ・メモル・モルティス」と読みます。
vīve は第3変化動詞 vīvō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数で、「(あなたは)生きよ」という意味になります。
memorは第3変化形容詞memor,-oris (<属格>を記憶している)の男性(または女性)・単数・主格です。
mortis は第3変化名詞 mors,mortis f.(死)の単数・属格です。この属格はmemorが要求する属格です。
意味は、「死を記憶して生きよ」となります。
mementō morī(死を記憶せよ)と同じような意味です。

ちなみに、ギリシア語でもよく知られた「汝自らを知れ」とは、「自分の無知を自覚せよ」という意味のほか、「自分は死すべき存在であることをわきまえよ」(ラテン語だと表題のVīve memor mortis.)という意味でも解釈されます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

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