「クイーウィース・ドローリー・レメディウム・エスト・パティエンティア」と読みます。
cuīvīsは不定形容詞quīvīs,quaevīs,quodvīs の男性・単数・与格で「どんな」を意味します。この文ではdolōrī にかかります。
dolōrī は「悲しみ」を意味する第3変化名詞dolor,-ōris m.の単数・与格です。
remediumは「救済」を意味する第2変化名詞remedium,-ī n.単数・主格です。
patientiaは「忍耐」を意味する第1変化名詞patientia,-ae f.の単数・主格です。
直訳は、「どんな(Cuīvīs)悲しみにとっても(dolōrī)忍耐は(patientia)救済(remedium)である(est)」です。「忍耐はあらゆる悲しみの救済である)」と訳せます。
プブリリウス・シュルスの言葉です。
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