「オムニア・プラエクラーラ・ラーラ」と読みます。
omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・主格です。praeclāraにかかります。
praeclāra は「すばらしい、卓越した」を意味する第1・第2変化形容詞 praeclārus,-a,-um の中性・複数・主格です。形容詞の名詞的用法で、「素晴らしいものは」を意味します。
主語はOmnia praeclāraで、「すべての卓越したものは」と訳せます。
rāra は「珍しい、稀な」を意味する第1・第2変化形容詞 rārus,-a,-um の中性・複数・主格です。この文の補語にあたります。
「すべての卓越したものは稀である」と訳せます。「卓越したものはすべて稀である」とも訳せます。
キケローの『友情について』に見られる言葉です。
rārusは英語のrare(レア)の語源です。
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