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Solvite corde metum, Teucri, secludite curas.
「ソルウィテ・コルデ・メトゥム・テウクリー・セークルーディテ・クーラース」と読みます。 Solvite: solvō,-ere(解く)の命令法・能動態・現在、2人称複数です。 corde: cor,cordis n.(心)の単数・奪格(「離反の奪格」)です。「心から」。 metum:... -
対格のさまざまな用法
対格(accusative)のさまざまな用法 対格の基本は他動詞の目的語としての用法です。Amō tē.(私はあなたを愛す)のように、amōの目的語は人称代名詞tūの対格tēを用います。対格は基本的に「~を」と訳せます。 直接目的語 Stellam videō. 私は星を見る。 ... -
与格のさまざまな用法
与格のさまざまな用法 与格(dative)は、「~に」、「~にとって」と訳すのが基本です。 間接目的語の与格 「バラに水を与える」という時の、「バラに」が間接目的語です。これをラテン語にすると、Rosae aquam dō.となります。与格の最も基本的な用例で... -
Justitia omnibus.
「ユスティティア・オムニブス」と読みます。 justitiaは第1変化名詞justitia,-ae f.(正義、公正、公平)の単数・主格です。 omnibusは第3変化形容詞omnis,-e(すべての)の男性・複数・与格です。名詞的に用いられ、「すべての人々に」を意味します。 英... -
Audemus jura nostra defendere.
語彙と文法 「アウデームス・ユーラ・ノストラ・デーフェンデレ」と読みます。 audēmusは第2変化動詞audeō,-ēre(あえて~する)の直説法・能動態・現在、1人称複数です。 jūraは第3変化名詞jūs,jūris n.(法)の複数・対格です。 nostraは1人称複数の所有... -
Miseram servitutem falso pacem vocatis.
「ミセラム・セルウィトゥーテム・ファルソー・パーケム・ウォカーティス」と読みます。 Miseram は第1・第2変化形容詞miser,-era,-erum(みじめな)の女性・単数・対格です。servitūtemにかかります。 servitūtem はservitūs,-ūtis f.(隷属状態)の単数... -
Pax Romana. ローマの平和
語彙と文法 「パクス・ローマーナ」と読みます。paxは第3変化名詞 pax,pācis f.(平和)の単数・主格です。母音の長短についてpāxとなっている辞書もありますが、本サイトは研究社の「羅和辞典(改訂版)」に準拠し、paxとしています。Rōmānaは第1・第2変... -
Alcinoo poma dare.
「アルキーノー・ポーマ・ダレ」と読みます。 Alcinoō はAlcinous,-ī m.(アルキノウス)の単数・与格です。 pōma はpōmum,-ī n.(果実)の複数・対格です。 dare は不規則動詞dō,dare(与える)の不定法・能動態・現在です。 「アルキノウスに果実を与え... -
Alis volat propriis.
「アーリース・ウォラト・プロプリイース」と読みます。 ālīs はāla,-ae f.(翼)の複数・奪格です(「手段の奪格」)。「翼によって」。 volat はvolō,-āre(飛ぶ、飛翔する)の直説法・能動態・現在、3人称単数。主語は明示されていません。この表現はオ...