「アッデ・パルウム・パルウォー・マグヌス・アケルウス・エリト」と読みます。
addeは「加える」を意味する第3変化動詞addo,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数です。
parvumは「僅かの」を意味する第1・第2変化形容詞 parvus,-a,-um の中性・単数・対格です。名詞的に用いられ、「僅かの量」と訳します。
parvōは同じparvusの中性・単数・与格です。これも名詞的用法とみなします。
magnusは「大きな」を意味する第1・第2変化形容詞 magnus,-a,-um の男性・単数・主格です。acervusにかかります。
acervusは「堆積」を意味する第2変化男性名詞 acervus,-ī m.の単数・主格です。
eritは「~がある」を意味する不規則動詞sum,esse の直説法・未来、3人称単数です。
「僅かなものに僅かな量を加えよ。(やがて)大きな堆積ができるだろう」と訳せます。
「堆積」は「山」と意訳してもよいでしょう。塵も積もれば山となる、のラテン語版です。
目次