ラテン語格言

Gloriam qui spreverit, veram habebit.

「グローリアム・クゥィー・スプレーウェリト・ウェーラム・ハベービト」と読みます。
glōriam は「栄光」を意味する第1変化名詞 glōria,-ae f. の単数・対格です。
quī は関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。「~ところの人は」となります。
sprēverit は「軽蔑する」を意味する第3変化動詞 spernō,-ere の直説法・能動態・未来完了、3人称単数です。
前半は「栄光を軽蔑する者は」となります。
vēram は「真の」を意味する第1・第2変化形容詞 vērus,-a,-um の女性・単数・対格です。glōriam が省略されています。これを補うと「真の栄光を」と訳せます。
habēbit は「持つ」を意味する第2変化動詞 habeō,-ēre の直説法・能動態・未来、3人称単数です。
「栄光を軽蔑する者は、真の栄光を持つだろう。」と訳せます。
ローマの歴史家リーウィウスが『ローマ建国史』第22巻30に記した逆説的表現です。

余談

『ギリシア・ローマ名言集』(柳沼重剛、岩波文庫)では verum habebitとなっていますが、veramの誤りです。

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