Fama semper vivat!

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語彙と文法

「ファーマ・センペル・ウィーウァト」と読みます。
Fāma は「名声、噂」を意味する第1変化名詞fāma,-ae f.の単数・主格です。
semper は「いつも、常に」を意味する副詞です。
vīvat は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の接続法・能動態・現在、3人称単数です。
この接続法は希望、願望を表すと解釈できます。
「名声が永遠に生きますように」という意味です。
「名声が永遠に不滅でありますように」と解釈してよいでしょう。

作文に挑戦

Fāma の部分を Cūriōsitās (好奇心)に変えるなど自由にラテン語作文を試みて下さい。

Cūriōsitās semper vīvat! 好奇心よ、永遠なれ!

ただし主語は単数であることが条件となります。複数なら動詞を vīvant と変えます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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