「アルキノオー・ポーマ・ダレ」と読みます。
Alcinoō はAlcinous,-ī m.(アルキノウス)の単数・与格です。
pōma はpōmum,-ī n.(果実)の複数・対格です。
dare は不規則動詞dō,dare(与える)の不定法・能動態・現在です。
「アルキノウスに果実を与えること」と訳せます。
<補足>
アルキノウスは、『オデュッセイア』に登場するパイアーケス人の王で、その宮殿には一年中豊かな果実を実らせる果樹園がありました。そのため、「アルキノウスに果実を贈る」とは、すでに十分に持っている人に同じものを贈ること、すなわち「余計なことをする」「釈迦に説法」に近い意味の表現となりました。
オウィディウスは『黒海からの手紙』4.2.9–10で、次のように述べています。
Quis mel Aristaeō, quis Bacchō vīna Falerna,
Triptolemō frūgēs, pōma det Alcinoō?
「誰がアリスタエウスに蜂蜜を、バックスにファレルヌムの酒を、
トリプトレモスに穀物を、アルキノウスに果実を贈ろうか。」
ここで det は dō,dare の接続法・現在で、「いったい誰が~を与えようか」という修辞疑問を作っています。
コメント
コメント一覧 (3件)
Ovidius, Epistulae ex Ponto 4.2.9-10
”Quis mel Aristaeo, quis Baccho vina Falerna, Triptolemo fruges, poma det Alcinoo?”
좋은 내용 감사합니다. 잘 공부하고 았어요.
대한민국. Amicus magnus et verus.
コメントありがとうございます。オウィディウスの原文までお示しくださり、とても参考になりました。記事にも出典を補足したいと思います。
감사합니다. 라틴어 공부에 도움이 되었다니 기쁩니다.
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
det: dare, Subjunctive 의문표시.