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ラテン語格言
O incredibilem audaciam!
「オー・インクレーディビレム・アウダーキアム」と読みます。 Ō は間投詞で「おお、ああ」を意味します。 incrēdibilem は第3変化形容詞incrēdibilis,-e(信じられない)の女性・単数・対格です。audāciamにかかります。 audāciamはaudācia,-ae f.(大胆... -
ラテン語格言
Incipere multo est quam impetrare facilius.
「インキペレ・ムルトー・エスト・クゥァム・インペトラーレ・ファキリウス」と読みます。Incipereはincipiō,-ere(始める)の不定法・能動態・現在です。「始めることは」。multō は「はるかに、ずっと」を意味する副詞です。faciliusにかかります。est ... -
ラテン語入門
Q. 形容詞の名詞的用法とは?
形容詞の名詞的用法 文字通り形容詞を名詞として扱う用法です。慣れないうちは面食らいますが、実際のラテン語を読むとあまりに頻出するので、そのうち疑問に思う気持ちがかげをひそめます。 例を挙げましょう。 Bonī amant bonum. 善人は善を愛す。 文頭... -
ラテン語講習会
ラテン語講習会の感想(まとめ)
今まで頂戴したラテン語講習会の感想を時系列順に並べます。文章をお寄せ下さった皆様に感謝申し上げます。 2022年度講読クラスに参加されているTさんの感想です。 『しっかり』のおかげで文法もわかることがだんだん増えてきて、少しずつではありますが予... -
ラテン語格言
Difficile est saturam non scribere.
「ディッフィキレ・エスト・サトゥラム・ノーン・スクリーベレ」と読みます。 difficileは「難しい」を意味する第3変化形容詞difficilis,-eの中性・単数・主格です。この文の補語です。 saturamは「風刺詩」を意味する第1変化名詞satura,-ae f.の単数・対... -
ラテン語格言
Nemo fortunam jure accusat.
「ネーモー・フォルトゥーナム・ユーレ・アックーサト」と読みます。 nēmō は英語のnobodyに相当し、「誰も~ない」を意味します。 fortūnamはfortūna,-ae (運命)の単数・対格で、accūsatの目的語です。 jūre は「正当に」を意味する副詞でaccūsatにかか... -
ラテン語格言
Cor ad cor loquitur.
語彙と文法 「コル・アド・コル・ロクウィトゥル」と読みます。 文頭のCorは、第3変化名詞 cor,cordis n.の単数・主格です。 ad(~に向かって)は対格を取る前置詞です。 ad の次のcor は単数・対格です。cor は中性名詞なので、主格と対格が同じ形になり... -
ラテン語格言
Multa petentibus desunt multa.
「ムルタ・ペテンティブス・デースント・ムルタ」と読みます。multa は「多くの」を意味する第1・第2変化形容詞 multus,-a,-um の中性・複数・対格です。「形容詞の名詞的用法」で、「多くのものを」。petentibus は「求める」を意味する第3変化動詞 petō,-e... -
ラテン語格言
Nihil sub sole novum.
語彙と文法 「ニヒル・スブ・ソーレ・ノウム」と読みます。nihil は「無」を意味する中性・単数の不変化名詞、主格です。この文では主語になります。対応するnovumは「新しい」を意味する第1・第2変化形容詞novus,-a,-um の中性・単数です(性・数・格が一...