ラテン語格言

Paulo majora canamus.

「パウロー・マイヨラ・カナームス」と読みます。
paulo は「少し」を意味する副詞です。
majora は「より大きな」を意味する第1・第2変化形容詞 magnus,-a,-um の比較級 major,-usの中性・複数・対格です。
canamus は「歌う」を意味する第3変化動詞 cano,-ere の接続法・能動態・現在、1人称複数です。この接続法は1人称の「意思」を表します。
「私たちは少し大きなことを歌おう」と訳せます。韻文の場合しばしば1人称複数が1人称単数の代用となることがあり、この文も文脈に照らすとその例だとわかります。「私は少し大きなことを歌おう」と訳します。
ウェルギリウスが『牧歌』第4歌の冒頭で述べた言葉です。
牧歌のジャンルにおいては「大きなテーマ」を扱うという宣言です。その内容は、やがてローマに黄金時代が訪れるといういささか予言めいたものとなります。

牧歌/農耕詩 (西洋古典叢書)
ウェルギリウス 小川 正広
4876981515

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