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ラテン語格言
Se quisque fugit.
語彙と文法 「セー・クゥィスクゥェ・フギト」と読みます。sē は3人称の再帰代名詞suī(自分)の男性・単数・対格です。「自分を」。quisque は「めいめい、各々」を意味する不定代名詞quisque,quaeque,quidqueの男性・単数・主格です。「各々は」。fugit ... -
ラテン語格言
Seditio civium hostium est occasio.
「セーディティオー・キーウィウム・ホスティウム・エスト・オッカーシオー」と読みます。 seditioは「内紛」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。 civiumは「市民」を意味する第3変化名詞civisの複数・属格でseditioにかかります。 hostium は「敵」... -
ラテン語格言
maria undique et undique caelum
「マリア・ウンディクゥェ・エト・ウンディクゥェ・カエルム」と読みます。 mariaは「海」を意味する第3変化名詞 mare,maris n.の複数・主格です。動詞suntが省かれています。 undiqueは「至る所に」を意味する副詞です。 caelumは「天、空」を意味する第2... -
ラテン語格言
viva quies ponti
「ウィーウァ・クゥィエース・ポンティー」と読みます。 vivaは「命ある、生きている」を意味する第1・第2変化形容詞vivus,-a,-umの女性・単数・主格です。 quiesは「静けさ」を意味する第3変化名詞 quies,-etis f.の単数・主格です。 pontiは「海」を意味... -
ラテン語格言
Numquam imperator ita paci credit, ut non se praeparet bello.
「ヌンクァム・インペラートル・イタ・パーキー・クレーディト・ウト・ノーン・セー・プラエパレト・ベッロー」と読みます。 numquam は「けっして~ない」を意味する副詞です。 imperātor は「将軍」を意味する第3変化名詞imperātor,-ōris m.の単数・主格... -
ラテン語格言
Tu mihi sola places: placeam tibi, Cynthia, solus.
「トゥー・ミヒ・ソーラ・プラケース・プラケアム・ティビ・キュンティア・ソールス」と読みます。 tuは二人称単数の人称代名詞tuの主格です。 mihiは一人称単数の人称代名詞egoの与格です。 solaは「一人の」を意味する第一・第二変化形容詞solus,-a,-um... -
西洋古典
『牧歌』第1歌(試訳)
「土地没収」 メリボエウス ティーテュルスよ、おまえは枝を広げたぶなの木の覆いの下に横たわりながら 、ほっそりした牧人の笛で森の調べを吹こうと懸命だ。このわしは愛する土地 を去り、祖国の国境を越えようというのに。それもこれも祖国から逃れるた... -
西洋古典
はかなきは人の世の営み
『ギリシア人・ローマ人のことば』(岩波ジュニア新書、中務哲郎・大西英文著)の中に、 「はかなきは人の世の営み、悲運は涙さそいて、胸をうつ」(『アエネーイス』)という言葉が紹介されています。 原文は、sunt lacrimae rerum et mentem mortalia ta... -
ラテン語格言
Veritas numquam perit.
セネカ 「ウェーリタース・ヌンクゥァム・ペリト」と読みます。vēritās は「真実、真理」を意味する第3変化名詞 vēritās,-ātis f.の単数・主格です。文の主語です。numquam は「けっして~しない」を意味する副詞です。動詞peritを否定します。peritはpere...