Multitudo non ratione ducitur sed impetu.

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「ムルティトゥードー・ノーン・ラティオーネ・ドゥーキトゥル・セド・インペトゥー」と読みます。
multitudoは「大多数、群衆」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
rationeは「理性」を意味する第3変化名詞ratioの単数・奪格です。
duciturは「導く」を意味する第3変化動詞ducoの直説法・受動態・現在、3人称単数です。
impetuは「衝動、勢い」を意味する第4変化名詞、単数・奪格です。
「群衆は理性でなく衝動によって導かれる」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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