Sola virtus praestat gaudium perpetuum, securum.

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「ソーラ・ウィルトゥース・プラエスタト・ガウディウム・ペルペトゥウム・セークールム」と読みます。
solaは「唯一の」を意味する第1・第2変化形容詞 solus,-a,-um の女性・単数・主格です。
virtusは「美徳」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
praestatは「与える、保証する」を意味する第1変化動詞 prastoの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
gaudiumは「喜び」を意味する第2変化名詞、単数・対格です。
perpetuumは「永遠の、永続する」を意味する第1・第2変化形容詞 perpetuus,-a,-umの中性・単数・対格です。
securumは「安心な、安らかな」を意味する第1・第2変化形容詞 perpetuus,-a,-umの中性・単数・対格です。
「美徳だけが永続する安らかな喜びを与える」と訳せます。
セネカの言葉です(Ep.3.27.3)。

セネカ哲学全集〈5〉倫理書簡集 I
兼利 琢也
4000926357

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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