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ラテン語格言
Mens et animus et consilium et sententia civitatis posita est in legibus.
「メンス・エト・アニムス・エト・コンシリウム・エト・センテンティア・キーウィターティス・ポシタ・エスト・イン・レーギブス」と読みます。 mensは「精神」を意味する第3変化名詞mens,mentis .fの単数・主格です。 animusは「心」を意味する第2変化名... -
ラテン語格言
Qui totum vult, totum perdit.
「クゥィー・トートゥム・ウルト・トートゥム・ペルディト」と読みます。quīは関係代名詞quī,quae,quodの男性・単数・主格です。先行詞is(またはille)が省かれています。tōtumは「すべての、全部の」を意味する代名詞的形容詞tōtus,-a,-um の中性・単数... -
ラテン語格言
Imperat aut servit collecta pecunia cuique.
「インペラト・アウト・セルウィト・コッレクタ・ペクーニア・クイークゥェ」と読みます。 imperatは「<与格に>命令する」を意味する第1変化動詞imperoの直説法・能動態・現在、3人称単数です。 autは「あるいは」を意味します。 servitは「<与格に>仕... -
ラテン語格言
Quod suave est aliis, aliis est amarum.
「クゥォド・スアーウェ・エスト・アリイース・アリイース・エスト・アマールム」と読みます。 quodは関係代名詞、中性・単数・主格です。先行詞idは省かれています。 suaveは「甘い、素敵な」を意味する第3変化形容詞 suavis,-e の中性・単数・主格です。... -
ラテン語格言
Qui culpae ignoscit uni suadet pluribus.
「クゥィー・クルパエ・イグノスキト・ウーニー・スアーデト・プルーリブス」と読みます。 quiは先行詞を伴わない関係代名詞、男性・単数・主格です。「~する人は」と訳せます。 culpaeは「罪」を意味する第1変化名詞culpaの単数・与格です。 ignoscitは... -
ラテン語格言
Nihil amantibus durum est.
「ニヒル・アマンティブス・ドゥールム・エスト」と読みます。nihilは英語のnothingに相当する中性・単数の不変化名詞、主格です。文の主語です。amantibusは「恋人、恋する人」を意味するamans,-antis c. の複数・与格です(判断者の与格)。dūrumは「困... -
ラテン語格言
Vitae via virtus est.
語彙と文法 「ウィータエ・ウィア・ウィルトゥース・エスト」と読みます。vitaeは「人生」を意味する第1変化名詞vitaの単数・属格です。viaは「道」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。virtūsは「美徳、勇気」を意味する第3変化名詞、単数・主格です... -
西洋古典
『ラテン詩への誘い』(国原吉之助著)
ラテン詩を読んで味わうには韻律を正しく分析する必要があります。大学書林から出ている表題の本は日本語で読める一番詳しい本だと思います。 ラテン詩への誘い國原 吉之助 この本はカナ表記も用いながらラテン語の詩の読み方を懇切丁寧に説明しているので... -
ラテン語格言
Nil homini certum est. 諸行無常
語彙と文法 「ニール・ホミニー・ケルトゥム・エスト」と読みます。nīlはnihilの別形で「無」を意味する不変化名詞、中性・単数・主格です。hominīは「人間」を意味する第3変化名詞homō,-minis c. の単数・与格です。certumは「確実な」を意味する第1・第2...