Fraus est celare fraudem.

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語彙と文法

「フラウス・エスト・ケーラーレ・フラウデム」と読みます。
frausは「欺瞞」を意味する第3変化名詞 fraus,fraudis f.の単数・主格です。
celareは「隠す、隠蔽する」を意味する第1変化動詞 celoの不定法・能動態・現在です。
fraudemはfrausの単数・対格です。
欺瞞とは欺瞞を隠蔽することである」と訳せます。

第3変化名詞fraus,fraudis f.(欺瞞)の変化

単数複数
主格(呼格)frausfraudēs
属格fraudisfraudum
与格fraudīfraudibus
対格fraudemfraudēs
奪格fraudefraudibus
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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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