Servabo fidem.

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語彙と文法

「セルウァーボー・フィデム」と読みます。
servābō は「守る」を意味する第1変化動詞 servō,-āre の直説法・能動態・未来、1人称単数です。
fidemは「信義」を意味する第5変化名詞 fidēs,-eī f.の単数・対格です。
「私は信義を守るだろう」と訳せますが、servābōに示された動詞の未来形は未来永劫変わらない自分の強い意思を表すものと受け取り、「私は永遠に信義を守る」と訳してもよいでしょう。

第5変化名詞fidēs,-eī f.(信頼、信義)

単数
主格(呼格)fidēs
属格fideī
与格fideī
対格fidem
奪格fidē

fidēsは複数形を欠いています。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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