Humanum amare est, humanum autem ignoscere est.

  • URLをコピーしました!

「フーマーヌム・アマーレ・エスト・フーマーヌム・アウテム・イグノスケレ・エスト」と読みます。
hūmānumは「人間的な」を意味する第1・第2変化形容詞 hūmānus,-a,-umの中性・単数・主格です。前半の文の補語です。
amāreは「愛する」を意味する第1変化動詞amō,-āre の不定法・能動態・現在です。前半の文の主語です。
autemは「一方」を意味する接続詞です。
hūmānumは「人間的な」を意味する第1・第2変化形容詞 hūmānus,-a,-umの中性・単数・主格です。後半の文の補語です。
ignoscere は「許す、大目に見る」を意味する第3変化動詞 ignoscō,-ere の不定法・能動態・現在です。後半の文の主語です。
estは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。
「愛することは人間的である。一方、(それを)許すのも人間的である」と訳せます。
ローマの喜劇作家プラウトゥスの『商人』に見られる表現です(Pl.Merc.319)。

プラウトゥス

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

目次