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英語とラテン語
ありのままに生きる
ありのままに生きる 「自分の思うように生きる」とか、「ありのままに生きる」とはどういう意味だろうか。それは「自分勝手に生きる」ということで、よくない生き方なのだろうか。思いつきで、今日からでも実行できる生き方なのだろうか。いや、そんなこと... -
英語とラテン語
アマチュアとプロ
アマチュアとプロ amateur(アマチュア)という英語は、「愛する人」という意味のラテン語 amator(アマートル)が語源である 。英語の amateur の日本語訳は、通例「素人」(しろうと)や「愛好家」となるが、語源に照らすなら、後者が言葉の成り立ちをよ... -
英語とラテン語
タイタニック
タイタニック ハリウッド映画でおなじみになったタイタニック号 のつづりはTitanic であるが、この言葉は同時に、「巨大な」という意味を持つ。それもそのはず、Titanic の語源は、ギリシア神話の巨人族の名前(ティーターン)に遡るのである 。化学でチタ... -
英語とラテン語
決意と咀嚼
決意と咀嚼 たとえば「新年の決意」を英語で訳せば、New Year resolution となる。 この resolution(レゾリューション)とは、元来どういう意味だろうか。 レゾリューションといえば、モニターの「解像度」を表す言葉でもある。resolution の動詞形は res... -
英語とラテン語
時間
時間 時間に関する格言、警句は古来たくさんある。中でも「時間を大切にせよ」というメッセージがとりわけ多い。漢文では「少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰、軽んずべからず」というのが有名である。英語では、Time flies like an arrow. (光陰矢の... -
ラテン語入門
ラテン語の第5変化名詞
第5変化名詞 diēs(m.日)の変化 diēs(日)は男性名詞ですが、それ以外はすべて女性名詞です。 単数複数主格diēsdiēs呼格diēsdiēs属格diēīdiērum与格diēīdiēbus対格diemdiēs奪格diēdiēbus 発音の仕方は、単数から順に、「ディエース・ディエース・ディエ... -
ラテン語入門
ラテン語の第4変化名詞
第4変化名詞 ラテン語の第4変化名詞のほとんどは、単数・主格が-usで終わる男性名詞です。単数・属格は-ūsで終わります。 第4変化名詞 fructus,-ūs m. (果実)の変化 単数複数主格(呼格)fructusfructūs属格fructūsfructuum与格fructuī (fructū)fructi... -
ラテン語入門のQ&A
Q. ラテン語を学ぶって?
高校生の方からラテン語に関して次のようなメールをいただきました。 「ラテン語格言集」の117、118を読みました。scientia と science の発音のつながりはあるのですか。スペルからは語源というのは想像がつくのですが。」 少し大き目の英和辞典で scienc... -
ラテン語格言
Tantum religio potuit suadere malorum.
「タントゥム・レリギオー・ポトゥイト・スアーデーレ・マロールム」と読みます。 tantumは「これだけ多くのもの(量)」を意味する第2変化名詞 tantum,-i n.の単数・対格です。suadereの目的語です。 religioは「宗教、迷信」を意味する第3変化名詞 relig...