Qui sapienter vixerit aequo animo morietur.

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「クゥィー・サピエンテル・ウィクセリト・アエクゥォー・アニモー・モリエートゥル」と読みます。
quiは関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。「~するところの人は」と訳せます。
sapienterは「賢明に」を意味する副詞です。
vixeritは「生きる」を意味する第3変化動詞 vivoの直説法・能動態・未来完了、3人称単数です。
aequōは第1・第2変化形容詞 aequus,-a,-um(平静な)の男性・単数・奪格です。animoにかかります。
animoは「心」を意味する第2変化名詞 animus,-i m.の単数・奪格です。
aequo animoで「平静な心で」を意味する副詞句を作ります。
morieturは「死ぬ」を意味する形式受動態動詞 morior,moriの直説法・未来、3人称単数です。
「賢明に生きた人は平静な心で死ぬだろう』と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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