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英語学習
音読の重要性について
音読の重要性について 趣旨:「速読力は絶対必要(辞書ばかり引いていられない).訓練として音読が有効.テープを聴きながら目を動かすと,後戻りしないで読む癖がつく.速読は音読以上の速度が出せる.」 インターネットで得た英文の情報を,いかにすば... -
英語学習
英作文の考え方
英作文の考え方 難しい日本文は,難しい英語で処理するのでなく,簡単な英語で書く.これは「言うは易く,行うは難し」である.正確に言えば,基本の鍛練ができていないから,実行しようにもできないことが多い.例えば「人間が月へ旅行できる日も遠い先の... -
英語学習
英語を学ぶ極印(秘伝)――語学は「暗写」――
英語を学ぶ極印(秘伝)――語学は「暗写」―― 1.教科書を「音読」する 発音に自信がなければ、辞書をひく。 2.教科書を「筆写」する 自分で書いた文章を自分で厳しくチェックする。 3.教科書を「暗唱」する 何度も音読すれば暗唱は必ずできる。 4.教... -
ラテン語入門のエッセイ
岡先生の残された言葉
私が、岡先生と最後にお会いしたのは、昨年六月の古典学会(於東大)のときのことである。ちょうど「キケロー選集」(岩波書店)の御担当分(『国家について』、『法律について』)が刊行されて間もない頃であった。昼休みに三四郎池のほとりでお話しする... -
ラテン語入門のエッセイ
京都大学広報誌 「寸言」(2007.3)所収:学びの山道を照らすもの――自由人の教育を求めて
私は、京大文学部で助手として4年間、京都工芸繊維大学では講師、助教授として8年間、よき恩師とよき同僚に恵まれて、充実した研究生活を過ごすことができた(専門は西洋古典文学)。過去形で書いたのにはわけがあって、じつは4年前、家業を継ぐために... -
論文・翻訳
An Interpretation of Virgil’s Aeneid 1.426 (summary)
An Interpretation of Virgil's Aeneid 1.426 Taro Yamashita It is argued that 1.426 iura magistratusque legunt sanctumque senatum is incongruous in the middle of the account of the building-operations, and does not fit the structure ... -
論文・翻訳
On the Noric plague of Virgil’s Third Georgic (summary)
On the Noric plague of Virgil's Third Georgic Taro Yamashita In Virgil's Georgics, there are several themes which seem to contradict each other. At the end of Book 3, the tragic account of suffering and death is expressed in contrast wit... -
論文・翻訳
『農耕詩』第三巻エピローグに見られる疫病の記述について
『農耕詩』第三巻エピローグに見られる疫病の記述について 山下太郎 一 序 ウェルギリウスが『農耕詩』に盛り込んだ主題は複雑かつ多岐に渡る。ある一つの結論を得たと思った刹那、それとまったく矛盾する表現に遭遇する、といった驚きはこの詩に... -
論文・翻訳
SANDER M. GOLDBERG: Epic in Republican Rome, Oxford, 1995.
SANDER M. GOLDBERG: Epic in Republican Rome, Oxford, 1995. 『西洋古典学研究』45(1997)pp.115-118) 本書の著者は,序において,初期ローマ叙事詩の断片は,これまでテクストとして編纂されてきたものの,詩として扱われることはほとんどなかったとい...