Nimium altercando veritas amittitur.

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「ニミウム・アルテルカンドー・ウェーリタース・アーミッティトゥル」と読みます。
nimiumは「過度に」を意味する副詞です。
alterdandoは「論争する」を意味する形式受動態動詞altercor,-ari の動名詞 altercandumの奪格です。
veritasは「真理」を意味する第3変化名詞 veritas,-atis f.の単数・主格です。
amittiturは「失う」を意味する第3変化動詞amitto,-ereの直説法・受動態・現在、3人称単数です。
「過度に論争することによって真理は失われる」と訳せます。
「論争をしすぎると真理が見失われる」と訳してもよいです。
プブリリウス・シュルスの言葉です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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