Vitam regit fortuna, non sapientia.

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「ウィータム・レギト・フォルトゥーナ・ノーン・サピエンティア」と読みます。
vītamは「人生」を意味する第1変化名詞vīta,-ae f.の単数・対格です。
regitは「支配する」を意味する第3変化動詞 regō,-ereの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
fortūnaは「運命」を意味する第1変化名詞 fortūna,-ae f.の単数・主格です。
nōnは「~でない」を意味する副詞です。
sapientiaは「知恵」を意味する第1変化名詞sapientia,-ae f.の単数・主格です。
「運命が人生を支配する、知恵でなく」と訳せます。
キケローが『トゥスクルム荘対談集』で引用している格言です(Cic.Tusc.5.25)。

キケロー選集〈12〉哲学(5)
キケロー 木村 健治
4000922629

キケロー

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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