-
ラテン語格言
Ex concordia felicitas.
語彙と文法 「エクス・コンコルディアー・フェーリーキタース」と読みます。exは奪格支配の前置詞で、「~から」と訳します。concordiā は「調和」を意味する第1変化名詞concordia,-ae f.の単数・奪格です。奪格になるのは前置詞exが奪格を要求するためで... -
ラテン語格言
Noli turbare circulos meos!
語彙と文法 「ノーリー・トゥルバーレ・キルクロース・メオース」と読みます。nōlīは不定法を伴い「<不定法>をするな」と2人称単数に対する禁止の命令を表します。turbāreは「乱す」を意味する第1変化動詞 turbō,-āreの不定法・能動態・現在です。ci... -
ラテン語格言
Serit arbores, quae alteri saeclo prosint. 木を植える:キケロー
語彙と文法 「セリト・アルボレース・クァエ・アルテリー・サエクロー・プローシント」と読みます。serit は「植える」を意味する第3変化動詞 serō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。arborēs は「木、樹木」を意味する第3変化名詞 arbor,-boris... -
ラテン語格言
Ignorantia legis neminem excusat.
「イグノーランティア・レーギス・ネーミネム・エクスクーサト」と読みます。 ignōrantiaは「無知、不知」を意味する第1変化名詞ignōrantia,-ae f.の単数・主格です。 lēgisは「法、法律」を意味する第3変化名詞lex,lēgis f.の単数・属格です。Ignōrantia... -
ラテン語格言
Vincit veritas.
「ウィンキト・ウェーリタース」と読みます。 vincitは「打ち負かす、勝利する」を意味する第3変化動詞vincō,-ereの直説法・能動態・現在、3人称単数です。 vēritāsは「真理」を意味する第3変化名詞 vēritās,-ātis f.の単数・主格です。 単数・主格という... -
訳と解説
Vive hodie. 今日生きよ:マルティアーリス
語彙と文法 「ウィーウェ・ホディエー」と発音します。vīve は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数で、「生きよ」と訳します。hodiē は副詞で、「今日」を意味します(hōc diēからできた語です)。あわせて「今... -
ラテン語格言
Omnia tempus habent.
「オムニア・テンプス・ハベント」と読みます。omniaは第3変化形容詞omnis,-e の中性・複数・主格です。tempusは第3変化名詞tempus,temporis n.の単数・対格です。中性名詞は主格と対格が同じ形になります。habentは第2変化動詞habeō,-ēre の直説法・能動... -
ラテン語格言
Orandum est ut sit mens sana in corpore sano.
「オーランドゥム・エスト・ウト・シト・メンス・サーナ・イン・コルポレ・サーノー」と読みます。ōrandum と est の組み合わせは動形容詞の述語的用法です。非人称構文になっています。すなわち「ut 以下のように祈られるべきである。」というのが直訳で... -
ラテン語入門のQ&A
ラテン語の語順について
ラテン語は語順が自由 「ラテン語は語順が自由」と言われます。具体例をみてみましょう。 「語順が自由」とは耳あたりがよい表現です。言い方を変えれば、「語順はいつもわたしたちの予想を裏切る」ということです。これを克服すべき課題ととらえるのも一...