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ラテン語格言
Timendi causa est nescire.
「ティメンディー・カウサ・エスト・ネスキーレ」と読みます。 timendīは「恐れる」を意味する第2変化動詞timeō,-ēre の動名詞timendum の属格です。causaにかかります。 causaは第1変化名詞 causa,-ae f.(原因、理由)の単数・主格です。 timendī causa... -
ラテン語格言
Victi vicimus.
「ウィクティー・ウィーキムス」と読みます。 victī は第3変化動詞 vincō,-ere (勝つ)の完了分詞、男性・複数・主格です。 vīcimus は同じvinco,-ere の直説法・能動態・完了、1人称複数です。主語Nōsは省略されています。Nōsは1人称複数の人称代名詞、... -
ラテン語入門
ラテン語の動詞の基本
動詞<直説法・能動態・現在> 動詞の4つのタイプ ラテン語の動詞の基本をおさえるには直説法・能動態・現在の活用を覚えることです。不規則動詞を除くと全部で4つのタイプがあります。不定法・能動態・現在の形で区別します。不定法の語尾に注意しますと... -
ラテン語格言
Et in Arcadia ego.
語彙と文法 「エト・イン・アルカディアー・エゴ」と読みます。 et は英語の also の意味を持ちます。in Arcadiā にかかります。 inは「<奪格>に、において」を意味する前置詞です。 Arcadiā は第1変化名詞 Arcadia,-ae f.の単数・奪格です。アルカディ... -
西洋古典
Veri amici rari.
Cicero 語彙と文法 「ウェーリー・アミーキー・ラーリー」と読みます。vērīは、第1・第2変化形容詞 vērus,-a,-um(真の) の男性・複数・主格です。amīcīにかかります。amīcī は amīcus,-ī m.(友)の複数・主格で文の主語です。rārī は 第1・第2変化形容... -
ラテン語格言
Spes enim incerti boni nomen est.
セネカ 語彙と文法 「スペース・エニム・インケルティー・ボニー・ノーメン・エスト」と読みます。spēsはspēs,-eī f.(希望)の単数・主格です。文の主語です。enimは「というのも」と訳せます。incertīは第1・第2変化形容詞incertus,-a,-um(不確かな)の... -
ラテン語格言
O caelum, o terra, o maria Neptuni!
語彙と文法 「オー・カエルム・オー・テッラ・オー・マリア・ネプトゥーニー」と読みます。Ōは間投詞で「おお」と訳します。caelumはcaelum,-ī n.(天)の単数・呼格です。「天よ」。terraはterra,-ae f.(大地)の単数・呼格です。「大地よ」。mariaはmar... -
ラテン語格言
Sit tibi terra levis.
語彙と文法 「シト・ティビ・テッラ・レウィス」と読みます。sit は不規則動詞 sum,esse(である) の接続法・現在・3人称単数です。「~でありますように」とこの場合訳します。話者の願望を表わします。tibi は2人称単数の人称代名詞 tū の与格です。ter... -
ラテン語入門
直説法・能動態・完了の例文
直説法・能動態・完了の例文 Ariovistus ad Caesarem lēgātōs mīsit.アリオウィストゥスはカエサルに使節を送った。 mīsitはmittō,-ere(送る)の直説法・能動態・完了、3人称単数です。 Subitō timor omnem exercitum occupāvit. 「スビトー・ティモル・...