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ラテン語格言
Et arma et verba vulnerant.
「エト・アルマ・エト・ウェルバ・ウルネラント」と読みます。 etは「そして」。et A et Bの構文は「AもBも・・・である」という意味になります。 arma はarma,-ōrum n.pl.(武器)の主格です。この単語は複数形でのみ用いられます。 verbaはverbum,-ōrum ... -
ラテン語格言
Et genus et formam regina pecunia donat.
「エト・ゲヌス・エト・フォルマム・レーギーナ・ペクーニア・ドーナト」と読みます。 etは「そして」。et A et Bの構文で「AもBも」を意味します。この文のAはgenus、Bはformamで、ともにdōnatの目的語です。 genusは「生まれ、家柄」を意味する第3変化名... -
ラテン語格言
Est quaedam flere voluptas.
「エスト・クゥァエダム・フレーレ・ウォルプタース」と読みます。 est は不規則動詞sum,esseの直説法・現在、3人称単数です。「<主語>が存在する(est)」という意味と「<主語>は<補語>である(est)」という場合と2通りの訳し方が出来ます。表題は... -
ラテン語入門
ラテン語の格変化
名詞の格変化の種類 主格、呼格以外を「斜格(oblique case)」と総称します。主な格の種類として、主格(しゅかく)、呼格(こかく)、属格(ぞっかく)、与格(よかく)、対格(たいかく)、奪格(だっかく)の6種類があります。特殊な格として地格(ち... -
ラテン語入門
ラテン語の文字と発音
1文字につき1発音が原則です。古典期のラテン語のアルファベットは次に示すとおり23文字しかなく、英語にくらべるとJ, U, Wの3つがありませんでした。 Iは母音i, īの音と半母音jの音を表しますが、後者の発音を表すため、中世に入りJの文字が導入されまし... -
ラテン語格言
Labor omnia vicit. 労働はすべてに打ち勝つ
語彙と文法 「ラボル・オムニア・ウィーキト」と読みます。labor は「労働」を意味する第3変化名詞 labor,-ōris m.の単数・主格です。omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・対格です。この文では名詞として扱われています。... -
ラテン語入門
ラテン語の第3変化名詞
第3変化名詞 第3変化名詞には子音幹名詞とi幹名詞の2種類があります。 覚えるべき変化表は4つあります。「子音幹名詞」としてhomō(人間)と genus(種類)、「i幹名詞」としてignis(火)とanimal(動物)です。 第3変化名詞については、『しっかり学ぶ初... -
ラテン語格言
Est modus in rebus.
語彙と文法 「エスト・モドゥス・イン・レーブス」と読みます。est は不規則動詞sum,esse(ある)の直説法・現在、3人称単数です。主語に当たるものが「存在する」と訳せます。modus は「適量、適度、限度、限界」を意味する第2変化名詞modus,-ī m.の単数... -
ラテン語入門のQ&A
Q. 第1変化名詞の変化を覚えるには?
第1変化名詞の変化を覚える rosa (バラ)の変化を覚えます。 単数・主格 rosa単数・呼格 rosa単数・属格 rosae単数・与格 rosae単数・対格 rosam単数・奪格 rosā複数・主格 rosae複数・属格 rosārum複数・与格 rosīs複数・対格 rosās複数・奪格...