Et arma et verba vulnerant.

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「エト・アルマ・エト・ウェルバ・ウルネラント」と読みます。
etは「そして」。et A et Bの構文は「AもBも・・・である」という意味になります。
arma はarma,-ōrum n.pl.(武器)の主格です。この単語は複数形でのみ用いられます。
verbaはverbum,-ōrum n.pl.(言葉)の複数・主格です。
vulnerant は、「傷つける」を意味する第1変化動詞vulnerō,-āre の直説法・能動態・現在、3人称複数です。
「武器も言葉も(人を)傷つける」という意味になります。目的語として「人を」を意味する homo の対格 hominem (複数対格で hominēs)が省略されていると解釈できます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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