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穏やかな言葉は怒りを打ち砕く(柔よく剛を制する)
Sermo mollis frangit iram. 穏やかな言葉は怒りを打ち砕く。 sermo は「言葉、発話」を意味する名詞で、英語の sermon の語源です。英語では「教会の説教」という意味で使われます。sermo を使った格言に、Sermo imago animis est. (言葉は心の似姿)が... -
Nemo in amore videt. 恋は盲目
表題のラテン語を文字通り訳せば「誰も恋において(ものを)見ていない」となります。「恋は盲目」は英語で Love is blind. と言いますが、ラテン語では Amor caecus est. と言います。 caecus は「盲目の、正しい判断が下せない」という意味で、たとえば ... -
Vulgare amici nomen, sed rara est fides.
「ウルガーレ・アミーキー・ノーメン・セド・ラーラ・エスト・フィデース」と読みます。 vulgare は「ありふれた、凡庸な」を意味する第3変化形容詞 vulgaris,-e の中性・単数・主格です。主語nomen に対する補語です。 amici は「友、友人」を意味する第2変... -
Iniqua numquam regna perpetuo manent.
「イニークア・ヌンクァム・レグナ・ペルペトゥオー・マネント」と読みます。 iniqua は「不正な」を意味する第一・第二変化形容詞 iniquus, -a, -um の複数・主格で regna にかかります。 numquam は「けっして・・・ない」を意味する副詞です。 regna は「... -
Fugit hora.
「フギト・ホーラ」と読みます。hōra fugit と同じ意味になりますが、ペルシウスの表現(5.153)は表題の語順です。hōraはhōra,-ae f.(時)の単数・主格です。fugit は「逃げる」、hōra は「時は」で、あわせると「時は逃げる」となります。fugitはfugiō,... -
Gaudeamus igitur.
語彙と文法 「ガウデアームス・イギトゥル」と読みます。gaudeāmus は「喜ぶ、楽しむ」を意味する第2変化動詞 gaudeō,-ēre の接続法・能動態・現在、1人称複数です。「いっしょに楽しもうではないか」と呼びかける言い方です。「意思」の用例です。Vīvāmus... -
夏草や兵どもが夢の跡: Et Thebae steterant altaque Troja fuit.
表題のラテン語は簡単に見えて奥が深いです。 Et Thebae steterant altaque Troja fuit. かつてテーバエが聳えていた。高いトロイアがあった。 このラテン語は時制の解釈が鍵を握ります。steterant はいわゆる過去完了で fuit は完了時制です。ラテン語の... -
Hodie, non cras.
「ホディエー・ノーン・クラース」と読みます。hodiē は「今日」を意味する副詞です。crās は「明日」を意味する副詞です。「明日でなく今日」と訳せます。メッセージは簡潔で力強い、決意の言葉です。Nunc aut numquam.(今やるか、一生やらないか)など... -
Flectere si nequeo superos, Acheronta movebo.
「フレクテレ・シー・ネクゥェオー・スペロース・アケロンタ・モウェーボー」と読みます。 flectere は「変える」を意味する第3変化動詞 flectō,-ere の不定法・能動態・現在です。 nequeō は「<不定法>をすることができない」を意味する不完全動詞、直...