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ラテン語格言
Nil desperandum.
「ニール・デスペーランドゥム」と読みます。 nīl(無) は不変化の中性・単数名詞、主格です。英語の nothing に当たります。 dēspērandum は「絶望する」を意味する第1変化動詞 despērō,-āre の動形容詞、中性・単数・主格です。「絶望されるべき」が直... -
ラテン語格言
Sermo mollis frangit iram.
語彙と文法 「セルモー・モッリス・フランギト・イーラム」と読みます。sermō は「言葉」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。mollis は「柔らかい」を意味する第3変化形容詞mollis,-e、男性・単数・主格です。sermō にかかります。frangit は「打ち砕く... -
ラテン語格言
Virtus post nummos.
語彙と文法 「ウィルトゥース・ポスト・ヌッモース」と読みます。 virtūs は「徳」を意味する第3変化名詞 virtūs,-ūtis f.の単数・主格です。 post は「<対格>の後に」を意味する前置詞です。このことからnummōs は対格とわかります。 nummōs は「お金」... -
ラテン語格言
Palleat omnis amans.
「パッレアト・オムニス・アマンス」と読みます。 palleat は「青ざめる」を意味する第二変化動詞 palleo の接続法・能動相・現在、三人称単数です。「・・・すべし」というニュアンスを帯びます。 omnis は「すべての」を意味する第三変化形容詞、omnis の... -
ラテン語格言
Stilus virum arguit.
「スティルス・ウィルム・アルグイト」と読みます。 stilus は「尖筆、文体」を意味する第2変化名詞stilus,-ī m.の単数・主格です。文の主語です。 virum は「人、人間」を意味する第2変化名詞vir,virī m.の単数・対格です。arguitの目的語です。 arguit ... -
ラテン語格言
Vitia nostra regionum mutatione non fugimus.
「ウィティア・ノストラ・レギオーヌム・ムーターティオーネ・ノーン・フギムス」と読みます。 vitia は「欠点」を意味する第2変化名詞 vitium,-ī n.の複数・対格で、fugimus の目的語です。 nostra は「われわれの」を意味する1人称複数の所有形容詞 nost... -
ラテン語格言
Sapiens non in animum divitias sed in domum recipit.
「サピエンス・ノーン・イン・アニムム・ディーウィティアース・セド・イン・ドムム・レキピト」と読みます。 sapiens は「賢い」を意味する第三変化形容詞、男性・単数・主格です。この文では名詞的に用いられています。「賢者は」と訳せます。 animum は「... -
ラテン語格言
Supra patientiam.
「スプラー・パティエンティアム」と読みます。 supra は「・・・を越えて」という意味の前置詞で、対格を取ります。 patientiam は「受難」を意味する第一変化名詞、単数対格です。 この二語の組み合わせだけだと、「受難を越えて」という意味の副詞句に... -
ラテン語格言
Nemo tam pauper vivit quam natus est.
「ネーモー・タム・パウペル・ウィーウィト・クァム・ナートゥス・エスト」と読みます。 nēmō は英語の nobody 同様「誰も~ない」という意味を表します。 tam は「~ほど」という意味で、この文では quam と呼応し、「quam 以下ほど」と訳せます。 pauper...