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ラテン語講習会
2012-07-29 「格言で学ぶラテン語入門」
このたび、下記の要領で講習会を開きます。場所は東京です。今まで京都は遠くて行けなかったという方、ふるってのご参加をお待ちしています。※定員に達しました。 タイトル:「格言で学ぶラテン語入門」 日時:7月29日(日)13時~17時 会場:代々木研修室... -
ラテン語格言
Initium sapientiae timor domini.
語彙と文法 「イニティウム・サピエンティアエ・ティモル・ドミニー」と読みます。initium は「始まり」を意味する第2変化名詞initium,-ī n.の単数・主格です。sapientiae は「知恵」を意味する第1変化名詞sapientia,-ae f. の単数・属格です。initium に... -
ラテン語格言
Omnia praeclara rara.
Cicero 「オムニア・プラエクラーラ・ラーラ」と読みます。omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・主格です。praeclāraにかかります。praeclāra は「すばらしい、卓越した」を意味する第1・第2変化形容詞 praeclārus,-a,-um ... -
ラテン語格言
Occasionem cognosce.
「オッカシオーネム・コグノスケ」と読みます。 occasionem は「機会、好機」を意味する第三変化名詞 occasio の単数対格です。 cognosce は「知る」を意味する第三変化動詞 cognosco の命令法・能動相・現在、二人称単数です。 「好機を知れ」と訳せます... -
ラテン語格言
Non sibi, sed patriae.
Cicero 語彙と文法 「ノーン・シビ・セド・パトリアエ」と読みます。nōn A sed B の構文は「AでなくB」を意味します。sibi は3人称の再帰代名詞の男性・単数・与格です。「自分のために」と訳せます。patriae は「祖国」を意味する第1変化名詞 patria,-ae ... -
ラテン語格言
Nil desperandum.
「ニール・デスペーランドゥム」と読みます。 nīl(無) は不変化の中性・単数名詞、主格です。英語の nothing に当たります。 dēspērandum は「絶望する」を意味する第1変化動詞 despērō,-āre の動形容詞、中性・単数・主格です。「絶望されるべき」が直... -
ラテン語格言
Sermo mollis frangit iram.
語彙と文法 「セルモー・モッリス・フランギト・イーラム」と読みます。sermō は「言葉」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。mollis は「柔らかい」を意味する第3変化形容詞mollis,-e、男性・単数・主格です。sermō にかかります。frangit は「打ち砕く... -
ラテン語格言
Virtus post nummos.
語彙と文法 「ウィルトゥース・ポスト・ヌッモース」と読みます。 virtūs は「徳」を意味する第3変化名詞 virtūs,-ūtis f.の単数・主格です。 post は「<対格>の後に」を意味する前置詞です。このことからnummōs は対格とわかります。 nummōs は「お金」... -
ラテン語格言
Palleat omnis amans.
「パッレアト・オムニス・アマンス」と読みます。 palleat は「青ざめる」を意味する第二変化動詞 palleo の接続法・能動相・現在、三人称単数です。「・・・すべし」というニュアンスを帯びます。 omnis は「すべての」を意味する第三変化形容詞、omnis の...