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ラテン語格言
Id est facile dictu, sed difficile factu.
「イド・エスト・ファキレ・ディクトゥー・セド・ディッフィキレ・ファクトゥー」と読みます。 idは「それ」を意味する指示代名詞is,ea,idの中性・単数・主格です。 facileは「容易な」を意味する第3変化形容詞facilis,-eの中性・単数・主格です。 dictū ... -
ラテン語格言
Nihil sine magno vita labore dedit mortalibus.
「ニヒル・シネ・マグノー・ウィータ・ラボーレ・デディト・モルターリブス」と読みます。 主語は vīta(人生)、動詞は dedit(与えた)、直接目的語は nihil (無)、間接目的語は mortālibus (人間たちに)です。 nihilは「無」を意味する不変化名詞、... -
ラテン語入門
分詞(現在分詞・完了分詞・目的分詞・未来分詞)
分詞は動詞を元にして作られる形容詞です。ラテン語の分詞を時称に即して大別すると、現在分詞、完了分詞、未来分詞の3つに分かれます。このうち完了分詞から派生した目的分詞(スピーヌム)にも注意する必要があります。 現在分詞 現在分詞は、現在幹に-n... -
ラテン語入門
直説法・能動態・過去完了 / 未来完了
直説法・能動態・過去完了 過去のある時点で何らかの行為がすでに完了している場合、その行為は過去完了で表されます。 過去完了の活用表 amōmoneōagōaudiō単数1amāverammonueramēgeramaudīveram2amāverāsmonuerāsēgerāsaudīverās3amāveratmonueratēgerata... -
ラテン語格言
In magnis et voluisse sat est.
「イン・マグニース・エト・ウォルイッセ・サト・エスト」と読みます。magnis は形容詞が名詞化されている例です。第1・第2変化形容詞magnus,-a,-um(大きい)の中性・複数・奪格です。et は次に来る単語を強調し、「~もまた、~さえ」と訳せます。voluis... -
ラテン語格言
Timendi causa est nescire.
「ティメンディー・カウサ・エスト・ネスキーレ」と読みます。 timendīは「恐れる」を意味する第2変化動詞timeō,-ēre の動名詞timendum の属格です。causaにかかります。 causaは第1変化名詞 causa,-ae f.(原因、理由)の単数・主格です。 timendī causa... -
ラテン語格言
Victi vicimus.
「ウィクティー・ウィーキムス」と読みます。 victī は第3変化動詞 vincō,-ere (勝つ)の完了分詞、男性・複数・主格です。 vīcimus は同じvinco,-ere の直説法・能動態・完了、1人称複数です。主語Nōsは省略されています。Nōsは1人称複数の人称代名詞、... -
ラテン語入門
ラテン語の動詞の基本
動詞<直説法・能動態・現在> 動詞の4つのタイプ ラテン語の動詞の基本をおさえるには直説法・能動態・現在の活用を覚えることです。不規則動詞を除くと全部で4つのタイプがあります。不定法・能動態・現在の形で区別します。不定法の語尾に注意しますと... -
ラテン語格言
Et in Arcadia ego.
語彙と文法 「エト・イン・アルカディアー・エゴ」と読みます。 et は英語の also の意味を持ちます。in Arcadiā にかかります。 inは「<奪格>に、において」を意味する前置詞です。 Arcadiā は第1変化名詞 Arcadia,-ae f.の単数・奪格です。アルカディ...