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ラテン語入門のQ&A
Q. 文頭の主格は主語とみてもよいか?
Q.文頭の主格は主語とみてもよいのでしょうか? A. 主格が文頭にあると「主語」と思い込む人が多いと思いますが、そうとはかぎりません。ラテン語は主語を省くことがよくあります。人称代名詞の場合、動詞の形を見れば主語が何かはわかるので、省略される... -
ラテン語格言
Ebrietas mores aufert tibi, res et honores.
「エーブリエタース・モーレース・アウフェルト・ティビ・レース・エト・ホノーレース」と読みます。 ēbrietās は「酩酊」を意味する第3変化名詞ēbrietās,-ātis f.の単数・主格です。 mōrēs は「節度」を意味する第3変化名詞mōs,mōris m. の複数・対格です... -
ラテン語格言
Ebrietas ut vera nocet, sic ficta juvabit.
「エーブリエタース・ウト・ウェーラ・ノケト・シーク・フィクタ・ユウァービト」と読みます。 ēbrietās は「酩酊」を意味する第3変化名詞ēbrietās,-ātis f.の単数・主格です。 ut は「~のように」と訳せます。sīc (そのように)がut以下を受けます(ut... -
ラテン語格言
Errare malo cum Platone.
語彙と文法 「エッラーレ・マーロー・クム・プラトーネ」と読みます。errāre は「間違う」を意味する第1変化動詞errō,-āre の不定法・能動態・現在です。mālōは「<不定法>をむしろ望む」を意味する不規則動詞mālō,malle の直説法・能動態・現在、1人称... -
ラテン語入門のQ&A
マクロン(長音記号)の出し方
Q. ラテン語のマクロン(長音記号)の出し方はどうするのですか?A. 私は単語登録して出すようにしています。ā、ī、ū、ē、ō、ȳ(それぞれ「あー」「いー」・・・「ゆー」と登録してます)。Ā、Ī、Ū、Ē、Ō、Ȳ(それぞれ「あーだい(大)」「いーだい」・・... -
ラテン語格言
Dura lex sed lex.
「ドゥーラ・レクス・セド・レクス」と読みます。 dūra は「厳しい」を意味する第1・第2変化形容詞 dūrus,-a,-um の女性・単数・主格です。lexにかかります。 lex は「法律」を意味する第3変化名詞lex,lēgis f.の単数・主格です。なお、lexをlēxとする辞書... -
ラテン語格言
Dum vitant stulti vitia, in contraria currunt.
「ドゥム・ウィータント・ストゥルティー・ウィティア・イン・コントラーリア・クッルント」と読みます。 dum は 「~している間に」を意味する接続詞です。 stultī は、第1・第2変化形容詞 stultus,-a,-um(愚かな)の男性・複数・主格です。この文では名... -
ラテン語格言
Dux vitae ratio.
語彙と文法 「ドゥクス・ウィータエ・ラティオー」と読みます。duxは「指導者、導き」を意味する第3変化名詞dux,ducis c.の単数・主格です。vītae は「人生」を意味する第1変化名詞vīta,-ae f.の単数・属格です。Duxにかかります。ratiō は「理性」を意味... -
ラテン語格言
Dum vivimus, vivamus.
語彙と文法 「ドゥム・ウィーウィムス・ウィーウァームス」と読みます。dum は「~する間」を意味する接続詞です。vīvimus は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の直説法・能動態・現在、1人称複数です。vīvāmus は同じ動詞の接続法・能動態・現...