ラテン語格言

Flos unus non facit hortum.

2011年11月29日

「フロース・ウーヌス・ノーン・ファキト・ホルトゥム」と読みます。
flos は「花」を意味する第三変化名詞、単数主格です。
unus は「一つの」を意味する第一第二変化形容詞、男性・単数・主格で flos にかかります。
facit は「つくる」を意味する第三変化動詞 facio の直説法・能動相・現在、三人称単数です。
hortum は「庭」を意味する第二変化男性名詞、単数対格です。
「一輪の花は庭を作らない」という意味になります。
一つの部分が全体を構成する一部としてどれも大切だとよく言われます。
上の格言は同じ趣旨のことを別の観点から述べたもので、全体を構成する一部分がそのまま全体を代表するのではない、ということを示しています。
「人間は一人では何もできない」ということを伝える格言です(出典不明)。
チームワークの大事さを伝える言葉として受け取ることができます。
これと似た表現として、「一輪の花が春(の全体)を作るのではない」(Unus flos non facit ver.)や、「一羽のツバメが春(の全体)を作るのではない」(Hirundo una ver non facit.)などがあります。

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