「クゥィア・ホミネース・アンプリウス・オクリース・クゥァム・アウリブス・クレードゥント」と読みます。
quia は接続詞で理由を表します。「というのは・・・だから」と訳せます。
hominēs は「人間」を意味する第3変化名詞 homō,hominis c. の複数・主格です。
amplius は「より多く、より長く、よりはなはだしく」といった意味をもつ副詞です。
oculīs は「目」を意味する第2変化名詞 oculus,-ī m. の複数・与格です。
quam は「~よりも」と訳せます。
auribus は「耳」を意味する第3変化名詞 auris,-is f. の複数・与格です。
crēdunt は「信じる」を意味する第3変化動詞 credō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称複数です。
「というのは、人間は耳よりも目の方をより多く信じるのだから」と訳せます。
セネカの言葉です(『倫理書簡集』6)。
目次
コメント