語彙と文法
「ムートゥム・エスト・ピクトゥーラ・ポエーマ」と読みます。
mūtum は第1・第2変化形容詞mūtus,-a,-um(無言の)の中性・単数・主格で、poēmaにかかります。
est は不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。
pictūra は第1変化名詞pictūra,-ae f.(絵)の単数・主格で、文の主語です。
poēmaは第3変化名詞poēma,-atis n.(詩)の単数・主格で、文の補語です。
「絵画は(pictūra)物言わぬ(mūtum)詩(poēma)である(est)」と訳せます。
mūtum は第1・第2変化形容詞mūtus,-a,-um(無言の)の中性・単数・主格で、poēmaにかかります。
est は不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。
pictūra は第1変化名詞pictūra,-ae f.(絵)の単数・主格で、文の主語です。
poēmaは第3変化名詞poēma,-atis n.(詩)の単数・主格で、文の補語です。
「絵画は(pictūra)物言わぬ(mūtum)詩(poēma)である(est)」と訳せます。
第3変化名詞poēma,-atis n.(詩)の変化
単数 | 複数 | |
主格(呼格) | poēma | poēmata |
属格 | poēmatis | poēmatum |
与格 | poēmatī | poēmatibus |
対格 | poēma | poēmata |
奪格 | poēmate | poēmatibus |
語順について
ラテン語は慣れないと語順にとまどいます。形容詞とそれが修飾する名詞は「性・数・格が一致」します。例文において形容詞Mūtumは行末のpoēmaとともに中性・単数・主格です。この原則を知れば上のような訳ができます。答えを聞いて「なるほど」と思う経験を重ねるうちに「そういうものだ」とのみこめるようになります。
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