Quis nos separabit? 

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「クゥィス・ノース・セーパラービト」と読みます。
quisは疑問代名詞quis,quid(誰が、何が)の男性・単数・主格です。
nōsは1人称複数の人称代名詞nōsの対格です。
separābitは「引き離す」を意味する第1変化動詞separō,-āre の直説法・能動態・未来、3人称単数です。
「誰が我々を引き離すだろうか」と訳せます。
ローマの信徒への手紙(ローマ書)8章35節に由来します。

聖書の言葉は、Quis nōs separābit ā cāritāte Christī?です。
訳は、「誰がわれわれをキリストの愛から引き離すことができようか?」となります。
その力強い響きと意味から、団結や忠誠の象徴として広く用いられ、イギリス陸軍の部隊のモットーにも採用されています。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

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