Inter arma silent Musae. 戦争の間ムーサは沈黙する

  • URLをコピーしました!
ムーサエ

「インテル・アルマ・シレント・ムーサエ」と読みます。
inter は「~の間で」を意味する前置詞です。対格をとります。この文でいえばarmaがそれにあたります。
arma は「武器」を意味する第2変化名詞arma,-ōrum n.pl.の対格です。この名詞は複数でのみ用いられます。
silent は「沈黙する」を意味する第2変化動詞 sileō,-ēre の直説法・能動態・現在、3人称複数です。主語は Mūsae です。
Mūsae は「芸術の女神」を意味する第1変化名詞 Mūsa,-ae f. の複数・主格です。
ムーサは学問、芸術を司る9人の女神の一人を意味します。
「武器(戦争)の間、ムーサ(芸術の女神)たちは沈黙する。」という意味になります。
一方、キケローの言葉として、Inter arma silent lēgēs.(武器の中で、法は沈黙する)という表現もあります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次