語彙と文法
「イン・パーケ・レオーネース・イン・ベッロー・ケルウィー」と読みます。
pāce は「平和」を意味する第3変化名詞 pax,pācis f. の単数・奪格です。
leōnēs は「ライオン」を意味する第3変化名詞 leō,-ōnis m. の複数・主格です。
bellō は「戦争」を意味する第2変化名詞 bellum,-ī n. の単数・奪格です。
cervī は「鹿」を意味する第2変化名詞 cervus,-ī m. の複数・主格です。
「平和なときはライオン、戦争では鹿」と訳せます。
主語に想定されるのは「内弁慶」な人間のことで、ラテン語の leōnēs, cervī はこの文の補語になっています。
動詞はsunt(sumの直説法・現在、3人称複数)が省かれています。
「(彼らは)平和なときはライオン、戦争では鹿である(<sunt>)」と。
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