Ignavis semper feriae sunt.

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「イグナーウィース・センペル・フェーリアエ・スント」と読みます。
ignāvīs は「怠けている」を意味する第1・第2変化形容詞 ignāvus,-a,-um の男性・複数・与格です。ここでは名詞扱いされていて、「怠け者にとって」と訳せます。
semper は「常に」を意味する副詞です。
fēriae は、第1変化名詞fēriae,-ārum f.pl.の主格です。この単語は複数で用いられ、「祭り」を意味します。
sunt は、「~である」を意味する不規則動詞 sum,esse の直説法・現在、3人称複数です。
「怠け者にとっては常に祭日がある」というのが直訳で、「怠け者には毎日が祭日」という意味のことわざです。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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