ラテン語格言

Nescio quo modo bonae mentis soror est paupertas.

「ネスキオー・クゥォー・モドー・ボナエ・メンティス・ソロル・エスト・パウペルタース」と読みます。
nescio は「知らない」を意味する第4変化動詞 nescio,-ireの直接法・能動態・現在、1人称単数です。
quo は「どの、何の、どのような」を意味する疑問代名詞 qui の男性・単数・奪格で modo にかかります。
modo は「方法」を意味する第2変化名詞 modus,-i m. の単数奪格です。
bonae は「よい」を意味する第1・第2変化形容詞 bonus,-a,-um の女性・単数・属格で mentis にかかります。
mens は「心」を意味する第3変化名詞 mens,mentis f. の単数・属格です。bonae の形からも女性名詞とわかります。
soror は「姉妹」を意味する第3変化名詞 mens,mentis f. の単数・主格です。
paupertas は「貧乏」を意味する第3変化名詞 paupertas,-atis f. の単数・主格です。
上にあげた単数・主格の名詞は、そのまま辞書の見出しの形になっています。
「どのようなことかわからないが(どうしたことか)、『貧乏』は良心の姉妹である」と訳せます。
ペトローニウスの『サテュリコン』(84)に見られる言葉です。

サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)
ガイウス ペトロニウス 国原 吉之助
4003212215

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