ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
-
ラテン語格言
Non omnia possumus omnes.
「ノーン・オムニア・ポッスムス・オムネース」と読みます。 non は「すべて」を意味する語とともに用いられて「部分否定」の意味を表します。。 omnia は「すべて」を意味する形容詞 omnis の中性・複数・対格です。 possumus は「可能である」を意味する不... -
ラテン語格言
Non cani nec rugae repente auctoritatem arripere possunt.
「ノーン・カーニー・ネク・ルーガエ・レペンテ・アウクトリターテム・アッリペレ」と読みます。cani は「白髪」を意味します。男性・複数・主格です。形容詞 canus, -a, -um (白い、灰色の)の名詞化です。Non A nec B の構文で、「A も B も・・・ない... -
ラテン語格言
Nolite judicare, et non judicabimini.
「ノーリーテ・ユーディカーレ・エト・ノーン・ユーディカービミニー」と読みます。 Nolite は「望まない」を意味する不規則変化動詞 nolo の命令法・現在・二人称・複数です。不定法を伴って、「・・・することを望んではならない」、すなわち「・・・し... -
ラテン語格言
Nisi in bonis amicitia esse non potest.
「ニシ・イン・ボニース・アミーキティア・エッセ・ノーン・ポテスト」と読みます。nisi=except, bonis=good people, amicitia=friendship, esse=to be善人の間においてのみ、友情は成立する。(キケロー)「善人以外の人間のあいだに友情は存在しえない」... -
ラテン語格言
Nihil difficile amanti.
「ニヒル・ディッフィケレ・アマンティー」と読みます。nihil は英語でいえばnothing にあたる不変化名詞です。この文の主語になっています(中性・単数・主格)。補語が「困難な」を意味する第3変化形容詞 difficilis,-e の中性・単数・主格です。動詞 es... -
ラテン語格言
Nihil aliud est ebrietas quam voluntaria insania.
「ニヒル・アリウド・エスト・エーブリエタース・クゥァム・ウォルンターリア・インサーニア」と読みます。 Nihil は英語の Nothing に相当する不変化名詞、中性・単数・主格です。 aliud は、「別の」を意味する代名詞的形容詞 alius,-a,-ud の中性・単数... -
ラテン語格言
Nihil agendo homines male agere discunt.
語彙と文法 「ニヒル・アゲンドー・ホミネース・マレ・アゲレ・ディスクント」と読みます。nihil は代名詞的形容詞・中性・単数・対格です。英語の nothing に対応する言葉で agendō の目的語になっています。agendō は「行う」を意味する第3変化動詞 agō,... -
ラテン語格言
Nemo patriam quia magna est amat, sed quia sua.
「ネーモー・パトリアム・クィア・マグナ・エスト・アマト・セド・クィア・スア」と読みます。 nēmō は英語の nobody に対応します。変化は次の通りです。 主nēmō 属 nullīus 与 nēminī 対 nēminem 奪 nullō 属格と奪格はnullusから補っています。 patr... -
ラテン語格言
Nemo in amore videt.
「ネーモー・イン・アモーレ・ウィデト」と読みます。 nemo は英語の nobody と同じく「誰も~ない」という意味を持ちます。 amore は「愛、恋」を意味する第三変化名詞 amor の単数奪格です。前置詞 in が奪格形を要求しています。in amore で「恋におい...